オタクの肥溜め

オタクが限界オタクになった時にTwitterじゃ吐き出しきれない感情とか色々吐き出す肥溜め

茅原実里さんの最後の河口湖ライブを見届けてきた話

こんばんは、めっきりライブにいけなくなったので鍛え抜かれた上腕筋が衰えてきたわすびです。昨年、推しの週刊誌報道でお気持ち表明をして以来の記事更新です。

 

記事タイトルの通りですが、8月7日、8日と山梨県河口湖町にある河口湖ステラシアターで開催された

「SUMMER CHAMPION 2021 ~Minori Chihara Final Summer Live~」

のうち、2日目を見てきました。(1日目は配信で見てました。)

茅原実里さんと言えば、となるほど、毎年恒例の夏のイベントであった河口湖でのライブも、今回でなんと13年目。

僕はSummer Camp3から河口湖ライブに参加をし始め、11年連続で河口湖へ足を運びました。昨今の情勢もあり、今年は感染対策に可能な限り気を付けての参加となります。

 

今回のライブの感想と言えば、

「情緒不安定の極み」

に尽きます。いやほんと。マジで。今回ばかりは情緒不安定になるしかなかった。

 

理由を話しましょう。まずは生で茅原さんを拝む機会が約2年ぶりだったこと、また、その期間中には新型コロナウィルスの大流行があったり、週刊誌報道で大炎上したり、今年の4月には本人の口から「2021年内を以て歌手活動休止」と発表があったりと、もうこちらの感情が乱れる要因しかなかったんですよ。

 

さて、そうして迎えたサマチャン2021。初日は諸事情あって配信で見ていましたが、純粋に

茅原実里が、観客の前で、歌を歌っている

という事実だけで泣きました。もう開幕のっけの茅原実里登場時には涙ぐんでるし、一曲目のTomorrow's Chanceのイントロを聞くだけで涙がこぼれる始末。純白サンクチュアリィとか曲中ずっと嗚咽して泣き続けちゃって画面見れなくなるほど。

初日はそのあとなんとか持ち直して配信を見終え、翌日は勇んで河口湖へ。んでいざ開演。

 

いやね、やっぱりね、約2年ぶりに生で見る茅原さんはね、すごくすごく眩しかった。この1年、いろいろとあったけど、「俺やっぱりこの人に生かされているんだ」って実感しました。

もうね、初日と同じく2日目も茅原さんの登場時にもう泣いてた。トモチャンなんて泣きながらブレードを天に突き上げてたし。

んで、問題の2曲目ですよ。

 

夏 を 忘 れ た ら

 

河口湖で絶対聴きたい曲ファン投票ランキング不動の第一位でしょ(※個人の感想)っていうほど涼しく吹きぬける風を感じながら聞くと昇天しそうになるほど心地よい爽やかな曲。

これまで何度も歌われてきたこの曲、何度も河口湖で心地よく聞いていた思い出が怒涛の波となって心をぶん殴ってきてしまい、イントロを聞いた瞬間に空を見上げて涙流した上に歌詞があまりにも刺さりすぎて嗚咽しながらステージを見てました。

 

「来年の今は何をしてるでしょう。想像もつかない」

 

じゃねえ!!!それは俺たちのセリフだろ!!!おい!!!どうしてくれんだよ序盤の序盤でもう情緒不安定だよ!!!!!!!!!!爽やかな曲のはずが泣き曲になっちまったじゃねえかよ!!!!!!!!!!どうしてくれんだよおい!!!!!!!!!!!最後の最後のサマチャンで歌ってくれてありがとう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

さらに3曲目の純白サンクチュアリィ。もうね、感情の整理がつかない。オタクを泣かせにきてるの明らか。泣きながらブレードの色を白にして10年以上のキャリアで磨かれたキレッキレのブレードさばきを見せました。

ちなみに、純白が終わったあとに右後方に大声をあげて泣くオタクがいたんですが、もちろん貰い泣きしました。ブレード振り回して感情の整理したと思ったとたんに泣かせるんじゃないよ…。やめてよ…。泣きすぎてミイラになっちゃうよ…。でもありがとう、貴方の泣き声で「そうだよな、みんな泣いてるんだよな」って、気づけました。

 

正直、昔ほどの情熱はなくなったかもなってくらいに思ってたんです、2021年に入ってから。活動休止発表も受けて、茅原実里さんを見送らなきゃって思ってました。

でもね、やっぱりあの会場で、とても楽しそうに歌う茅原さんは、これまで僕が見てきた今までの「茅原実里」と何も変わりがなかった。

来年も歌ってるんじゃないかって思うくらい、歌ってるときの茅原さんはいつも通りでした。「好きです」って何度心の中で思ったことか。

 

さて、そこからは涙ぐみ、涙を流しながらもラシュマとジョイフラで旗降ったり、タミネ・夢幻SPIRAL・パラロスではキレッキレのブレードさばきを披露し、ギルティでは完璧な振りコピをしたりと、声を出せない・完全着席以外はこれまで通りと変わりのない現場ならではの楽しさを味わいました。

やっぱりオタク達のキレッキレなブレードの動きみながら自分もブレードぶん回すの楽しいね…。

 

さて、アンコールで事件は起きました。

茅原実里さんから、「今後のお話をさせてほしい」と、とても真面目なお話が観客へされました。

そしてその後に歌われたのは、ここぞという場面で歌われ、みのりんオタク達の涙腺を幾度となく破壊し続けてきた名曲、「Contact 13th」。

もうイントロの時点で号泣開始。イントロドンで嗚咽グランプリがあったら、わすびが一等賞獲ったなってくらい0コンマ単位で泣き始めた。顔をタオルで覆ってまともにステージ見れなくなりつつも一生懸命ステージを見ながら1番のサビにさしかかったところで「それ」は起きました。

茅原実里さん、盛大に2番サビを歌っちゃうんです。

もう河口湖でのライブっていうか、茅原実里さんのライブではお約束と言ってもいいほどに発揮される茅原実里さんのおっちょこちょい。

今日ばかりはその「らしさ」を出さないのかと思っていたら、最後の最後に思いきりやってくれました。本人も「やっちまった」なんて顔は全くせず、「やったなぁwwww」くらいの笑顔で歌っている。本当にいつもの茅原実里さんだった。

正直、爆笑しました。声上げて笑った。茅原実里らしさが過ぎる。ここでお約束をぶっ放すなんてあまりにも面白すぎる。

「あぁ、茅原実里だ。ずっと見てきた茅原実里だ。これだよ、これがあってこそなんだ。」

と思いましたが、そう思った刹那0.3秒後には

「もうここではこれも見れなくなってしまう」

という事実が脳裏に出てしまい、爆笑してたのもつかの間、笑ってた1秒後には声を押し殺して嗚咽しながら号泣し始めるわすび。

傍から見たら「笑ったり泣いたり忙しい奴だなこいつ…」って思われたんじゃないかと思うくらいに情緒不安定を極めた瞬間でした。

30年近く生きてるけど、さすがにここまで両極端な感情の振り方したのは初めてだったよ、うん。

 

なんか2日目のハイライト書いただけで長くなっちゃったな…。

 

ツイッターでも言ってるんですけど、今のところは全く喪失感はないんですよね。むしろスッキリしている感覚。

ここまで10年近くずっと連番組んできた相方や、茅原さんの現場で会えた友人たちにも約2年ぶりに会えて、茅原実里さんの歌も話も聞けた。なによりとんでもなく大きく溜まっていた感情を涙にして公演中に思いっきり吐き出せたのが大きいと思います。

あとは後泊して、3日目のステラシアターに行って、これまでの思い出話もしたりして、今日一日で気持ちの整理がなんとなくできたのも大きそう。

 

茅原実里さんの活動は年内いっぱいまで続きます。

最後の最後に、ミニアルバム出して、ライブも年末にやってくれる。

僕たちの未来の原動力になる歌を歌うって、本人が言っている。

だったら、僕たちは茅原実里さんを最後まで見送るしかできないじゃないですか。

 

実際、来年も歌っていてほしい、っていう気持ちは強いです。

茅原実里さんのライブはやっぱりとんでもなく楽しいって、このタイミングで再認識させられちゃったんだもん。来年も歌ってくれって思う気持ちはそりゃもちろんある。

でも、周囲に反対されながらも彼女本人が出した答えなら、真正面から受け止めるのが礼儀なんじゃないかなと。

 

バックバンドのバンマスであるあのケニーが、涙声になりながらも、茅原さんの意思を尊重したんです。(ケニー涙声なってたよね最後のあいさつの時に、え、なってなかった…?)

僕も、茅原実里さんを応援するファンの端くれなりに、彼女の行く先を見守ろうと思います。

 

まだ、茅原実里さんはステージに立ち続けます。

僕も可能な限り、彼女が立つステージには足を運び、彼女が放つ輝きをその目に焼き付けようと思います。

 

また、河口湖にはこれからも毎年足を運ぼうかなと考えています。

11年連続で宿泊しているホテルもあるので、ここまできたら連続宿泊記録を更新し続けたいですし、これまで観光で見れていなかった部分をいっぱいいっぱい見ようと思っています。

10年以上も毎年通ってるともう癖がついちゃっていますしね。

 

なにはともあれ、茅原実里さんを始め、関係者の皆様、そしてファンの皆様、本当にお疲れさまでした。

いつも通りの乱文、お見苦しくてすみません。感情の赴くままに書いているんで許してください。

年内いっぱい、どこかの茅原実里さんのイベント会場でお会いすることもあるかもしれません。

オタクTシャツを着ているオタクを見かけたら、声をかけてくれると嬉しいです。

 

では、また。